

新MG「USB」モデルはCubase AI4をバンドル。Cubase AI4 はSTEINBERG社のCubase4のエンジンを継承したデジタルオーディオワークステーションソフトウェアです。「USB」モデルとコンピューターをUSBでつなぎ、Cubase AI4を使うことで、シンプルな操作でコンピューターベースのライブレコーディングを行なうことが可能です。また、PCに保存した曲データの再生もMGで可能。ソフトウェアを使ったSE再生もシンプルな接続で可能です。
「MG166CX-USB」には世界中のライブコンサートの現場やレコーディングスタジオで愛用されているヤマハの高品位デジタルエフェクター「SPX」の16プリセットを装備しています。簡易SRをはじめ、結婚式場などの設備音響の一部、自宅スタジオ、ステージでのサブミキサーなど、さまざまなシーンに1台で対応できるオールインワン設計です。
| No | Program | Parameter |
|---|---|---|
| 1 | REVERB HALL 1 | REVERB TIME |
| 2 | REVERB HALL 2 | REVERB TIME |
| 3 | REVERB ROOM 1 | REVERB TIME |
| 4 | REVERB ROOM 2 | REVERB TIME |
| 5 | REVERB STAGE 1 | REVERB TIME |
| 6 | REVERB STAGE2 | REVERB TIME |
| 7 | REVERB PLATE | REVERB TIME |
| 8 | DRUM AMBIENCE | REVERB TIME |
| 9 | KARAOKE ECHO | DELAY TIME |
| 10 | VOCAL ECHO | DELAY TIME |
| 11 | CHORUS 1 | LFO Frequency |
| 12 | CHORUS 2 | LFO Frequency |
| 13 | FLANGER | LFO Frequency |
| 14 | PHASER | LFO Frequency |
| 15 | AUTO WAH | LFO Frequency |
| 16 | DISTORTION | DRIVE |
MGシリーズは当社の厳しい品質基準をクリアしたパーツだけを使用し、組み立て精度を高めることでミキサーとしての基本性能を向上させ、価格帯を超えた高音質を実現しました。音楽制作やライブコンサート等の様々なシーンでの「使い勝手」を考え、視認性に優れたカラーリングを採用しパネルも合理的に配置しました。マイク入力XLR端子には業務用で定評のあるNeutrik社製コネクタを使用するなど、従来シリーズや同一価格帯商品とは一線を画する高性能・高信頼度を実現しました。製造はヤマハ・ミュージック・マニュファクチュアリング・アジア(YMMA)で厳密な品質管理を行い、自社製による高いビルドクオリティの確保にも注力しております。各国の安全基準/電波基準への適合だけでなく、250項目以上にも及ぶ独自の厳格な検査項目をクリアしたワンランク上の信頼性を獲得しました。現行品と比較しても、視認性の高まったレベルメーターや高スルーレートの高音質オペアンプの採用により高い解像度を確保したヘッドアンプ部など着実な品質向上を果たしました。

さまざまな用途での使用を想定した5.3kg(MG166C-USB)、5.5kg(MG166CX-USB)、6.0kg(MG206C-USB)の薄型・軽量ボディで持ち運びを一層容易にしました。当社は最新の品質工学を用いた強度解析を行い、厳選された高品質・小型パーツを使用することで、従来難しいとされてきた薄型・軽量ボディで優れた耐久性を確保したデザインを実現しました。当社の厳しい耐久試験は数多くありますが、主に二次輸送試験(衝撃落下、振動試験)、梱包落下試験、小落下反復試験から成ります。今回のラックマウント一体型筐体デザイン(特許出願中)はこれらのテストを全てクリアし、高い信頼性を獲得いたしました。

写真はMG102C

写真はMG166C

写真はMG206C
ステレオインプット(*1)を4系統用意し、さらに2系統のRCA ピンインプット(*2)を併装することでCDやポータブルプレーヤーなどの身近な音響機器からの入力にも対応。音楽制作やライブコンサート等だけでなく、会議や講演、カラオケまで幅広く活用できます。MIC端子には+48Vファンタム電源の供給が可能です。
今回のMGシリーズでは先に発売いたしましたEMXシリーズで開発したコンプレッサー回路をさらにブラッシュアップして搭載しています。信号を圧縮する素子には、従来通りFET(電界効果トランジスター)を使用し、ウォームなサウンドはそのままに制御回路をさらにシンプルな構成にしてストレートな音に仕上げています。面倒なパラメーター設定は一切必要なく、つまみひとつでコンプレッサーの係り具合を調節可能。サウンドも音楽的にチューニングされ、ボーカルやアコースティックギターの音作りに威力を発揮します。またマスター部に搭載されたMONITOR MIX機能を使うことでオーバーダビング時に2TR INからの再生信号と録音信号のモニターレベルを個別に調節できます。
*1=ステレオインプット:LとRの二つの入力信号(ステレオ入力信号)を1つのフェーダーで扱える入力部
*2=RCA ピンインプット:ステレオコンポ等で一般的な入出力端子


MIC端子-60dB〜-16dB、LINE端子-34dB〜+10dBの幅広い入力ソースに対応するGAINコントロールをはじめ、80Hz以下をカットするハイパスフィルター(XLR端子搭載チャンネルのみ装備)、きめの細かい調整が可能な3バンドEQを搭載。またモノラルチャンネルには入力ソースに応じたフレキシブルなイコライジングが可能なMIDスイープタイプ(250Hz〜5kHz)の3バンドEQを搭載。様々なシーンにおけるミキシングに必要な条件を揃え、積極的な音作りが可能です。
| GAINコントロール | HPF | MIDスイープタイプ 3バンドEQ |
3バンドEQ | |
|---|---|---|---|---|
| MG166C-USB | CH1-8, 9/10, 11/12 | CH1-8, 9/10, 11/12 | CH1-8 | CH9/10-15/16 |
| MG166CX-USB | CH1-8, 9/10, 11/12 | CH1-8, 9/10, 11/12 | CH1-8 | CH9/10-15/16 |
| MG206C-USB | CH1-12, 13/14-19/20 | CH1-12, 13/14-19/20 | CH1-12 | CH13/14-19/20 |
出力にはステレオバス(L/R)をはじめ、サブグループミックスを行うのに便利なGROUP、外部エフェクターやモニターへの送りに便利なAUX(MG166CX-USBは2AUX+1EFFECT)、その他C-R OUT、REC OUTを搭載。AUXはPRE/POST切替可能(モデルにより異なります)。GROUP、STのバスアサインスイッチやPFLスイッチも用意しており、さまざまなシーンに合わせて、自由度の高いセッティングが可能です。
| AUX/EFFECT | GROUP | |
|---|---|---|
| MG166C-USB | AUX3系統(AUX2はPRE/POST切り替え可) | 4系統 |
| MG166CX-USB | AUX3系統(うちEFFECT 1系統)(AUX2はPRE/POST切り替え可) | 4系統 |
| MG206C-USB | AUX4系統(AUX2, 3はPRE/POST切り替え可) | 4系統 |
チャンネルON/OFFスイッチやファンタム電源スイッチには視認性の高い自照式のボタンを採用。照明の落ちた環境下で使用する場合にも、ストレスのない操作をアシストします。またミキサーのインターフェイス部分として最も重要な60mmスライドフェーダーには新規パーツを採用し、滑らかで質感の高い快適な操作を可能にしました。また屋外の使用を想定して徹底的な改善を施した12セグメントレベルメーターなど使い易いインターフェイスを実現しました。
新開発60mmスライドフェーダーと自照式ボタン
コンパクトながら充実の16マイクインプット(MG166C-USB、MG166CX-USBは10マイクインプット)は標準でラックマウントが可能。持ち運びを前提としたライブサウンドのメインミキサーとしてだけではなく、リハーサルスタジオやクラブ等の中小規模設備ユースにもその真価を発揮します。
写真はMG166C